大王製紙は、「エリエール」のブランドで知られる製紙メーカーです。
生産量基準で日本国内では、日本製紙、王子製紙、王子マテリアルに次ぐ国内4位で、新聞用紙、印刷・出版用紙、段ボール原紙などの文化、産業を支える素材から、生活のあらゆるシーンを支えるティシュー、トイレットロール、ベビー用紙おむつ等のパーソナルケア商品に至る幅広い分野で事業を展開しています。
実は、大王製紙は、一度倒産を経験していますが、会社更生法を適用して、再建。1988年には再上場を果たして今に至っています。
その再建を支えたのが「エリエール」ブランド。1979年に販売が開始されたエリエールは1980年代には、フェイシャルティッシュやトイレットテッシュでシェアNO.1を達成しました。
そんな大王製紙の株主になったら株主優待を受けられるのでしょうか。配当金情報、株主総会のお土産情報と共に説明いたします。
大王製紙の株主優待
大王製紙には、次のような株主優待制度があります。
必要株数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 (保有期間1年以上) |
王子製紙 商品詰合せ(1,000円相当) |
500株以上 (保有期間1年以上) |
王子製紙 商品詰合せ(2,000円相当) |
内容に多少の変更はあるものの、大王製紙の株主優待は例年、大王製紙の商品詰め合わせのようです。
詰め合わせの中身は、ティッシュやマスク、除菌シートなどなので、コロナ禍には嬉しいですね。
大王製紙の配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 13.5 | 0 | 10.5 | 0 |
株価(円) | 1453 | 1372 | 1357 | 1624 |
配当利回り(%) | 1.03 | 0.89 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
大王製紙の配当利回りは0.89%→1.03.%と上昇傾向しています。
利回り平均以下ですが、安定した配当も続いていますし、株価も上がっていて、注目の銘柄といえそうです。
大王製紙の株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | 無し | 2020年6月26日 | 大王製紙四国本社・生産本部8階コンベンションホール愛媛県四国中央市三島紙屋町628 |
2019年株主総会 | 無し | 2019年6月27日 | 大王製紙四国本社・生産本部8階コンベンションホール愛媛県四国中央市三島紙屋町628 |
大王製紙は、株主総会でお土産を提供していません。
株主総会は、社長・役員の話を聞いて今後の戦略に耳を傾ける場で、お土産は副産物ですが、お土産がないのは少しさびしいですね。